「アジアの未来」
定例セミナーシリーズ

「アジアの未来」では、本会議開催後も年間を通じて定例セミナーシリーズを東京都内で開催します。本フォーラムではカバーしきれなかった最新の国際情勢やビジネスシーンに関するテーマについて、有識者やジャーナリストが解説。アジア情報を随時お届けします。セミナー後にはネットワーキングの時間も設け、参加者や講師、関係者の交流プラットフォームとしてご活用いただくことを念頭に実施して参ります。
ぜひご参加ください。

受講料金
各回 5,000円(税込)

日経フォーラム 第28回「アジアの未来」来場パス購入者は、年4回の定例セミナーシリーズを無料で参加いただけます。
(パッケージに含まれています)
この場合も事前申し込みが必要です。詳しくは事務局からのメールをご参照ください。

日経フォーラム 第28回「アジアの未来」
定例セミナー 第4回
新政権の経済政策と日タイビジネスの行方

総選挙から1年、新政権発足から半年が経ち、経営者出身のセター新首相が展開する経済政策が注目されます。タイ政府が注力する自動車産業ではBEV市場での中国メーカーの躍進が目覚ましく、日系メーカーもアジアの重要拠点であるタイでの戦略的対応が求められています。また物流の面ではマレー半島を横断する「ランドブリッジ構想」が進められています。取り組みが本格化する中、物流や産業がどのように変革を遂げていくのか、その行方に注目が集まっています。今回のセミナーでは各界のエキスパートをパネリストに迎え、経済の現況を分析し、日タイビジネスの未来を議論します。

日時
2024年3月21日(木) 15:30~18:00(日本時間)
15:30~17:00 セミナー・質疑応答
17:00~18:00 ネットワーキング(終了時間は予定)
※受付開始15:00(予定)
定員
50名
※定員になり次第締め切りとさせていただきます。
受講料
5,000円(税込)
※2023年5月開催の「第28回アジアの未来」来場パスご購入者は無料です。詳しくは事務局からのメールをご参照ください。
会場
SPACE NIO
〒100-8066 東京都千代田区大手町1-3-7
日本経済新聞社 東京本社ビル 2階
https://www.nikkei.co.jp/nikkeiinfo/nio/
※本セミナーはZoom等のオンライン動画配信はありません。
言語
日本語
登壇者

助川 成也 国士舘大学 政経学部教授、泰⽇⼯業⼤学(TNI) 客員教授

一寸木 守一 一般社団法人日本能率協会 参与、元ミツビシモータース(タイランド) 取締役会長

長谷場 純一郎 SBCS CO., LTD. 副社長(タイからオンラインで参加)

高橋 徹 日本経済新聞社 編集委員、前アジア編集総局長<モデレーター>


プロフィール

助川 成也

助川 成也(すけがわ せいや)
国士舘大学 政経学部教授、泰⽇⼯業⼤学(TNI) 客員教授

九州大学大学院経済学府博士後期課程修了。1992年よりジェトロ(日本貿易振興機構)勤務。タイ・バンコク事務所主任調査研究員、地域戦略主幹(ASEAN)など20年にわたり東南アジア関連業務に従事。2017年国⼠舘⼤学政経学部准教授、2020年同政経学部教授(現職)。2022年より泰⽇⼯業⼤学(TNI)客員教授(現職)。主な編著に、『RCEPと東アジア』(⽂眞堂、2022年)『サクッとわかるビジネス教養東南アジア』(新星出版社、2021年)、『ASEAN⼤市場統合と⽇本』(⽂眞堂、2014年)他多数。

一寸木 守一

一寸木 守一(ちょっき もりかず)
一般社団法人日本能率協会 参与、元ミツビシモータース(タイランド) 取締役会長

1979年慶応義塾大学大学院工学研究科修士課程(管理工学専攻)修了。同年三菱商事入社。1984年から4回計22年間タイのいすゞ自動車、三菱自動車の販売・製造会社に出向したほか、一貫して世界各国の自動車事業を担当。2009年~2013年三菱商事執行役員いすゞ事業本部長、2013年から三菱自動車常務執行役員、2015年から2022年までミツビシモータース(タイランド)取締役社長兼CEO、取締役会長を歴任。2022年より現職。

長谷場 純一郎

長谷場 純一郎(はせば じゅんいちろう)
SBCS CO., LTD. 副社長

1976年生まれ。奈良県出身。2000年東京理科大学理工学部物理学科卒業。日本貿易振興機構(ジェトロ)入構。山形事務所などを経て2010年チュラロンコン大学留学(タイ語研修)。2012~18年までジェトロ・バンコク勤務。ジェトロ初のプロパー海外投資アドバイザーとして多くの企業の相談に対応。2019年5月SBCS入社。2023年4月より現職。専門はタイビジネスに関するコンサルティング。

過去の定例セミナー

日経フォーラム 第28回「アジアの未来」
定例セミナー 第3回
台湾総統選挙後の中台関係と米中覇権争いの行方

台湾で4年に1度、政治のトップを決める台湾総統選(2024年1月13日)。選挙の最大の争点は中国との向き合い方です。米中覇権争いの中で中台関係はいかに変化するのか、統一を目論む習近平は今回の選挙結果をどうとらえたのか、台湾有事の可能性などについて、専門家をお迎えし分析します。経済安全保障の観点から、日本企業がとるべき次の一手についても議論します。

日時
2024年1月17日(水) 16:30~19:15(日本時間)
16:30~18:00 セミナー
18:00~19:15 ネットワーキング(立食・終了時間は予定)
※受付開始16:00(予定)
定員
50名
※定員になり次第締め切りとさせていただきます。
受講料
5,000円(税込)
※2023年5月開催の「第28回アジアの未来」来場パスご購入者は無料です。詳しくは事務局からのメールをご参照ください。
会場
SPACE NIO
〒100-8066 東京都千代田区大手町1-3-7
日本経済新聞社 東京本社ビル 2階
https://www.nikkei.co.jp/nikkeiinfo/nio/
※本セミナーはZoom等のオンライン動画配信はありません。
言語
日本語
登壇者

松田 康博 東京大学 教授(台北からオンライン参加)

泉 裕泰 前日本台湾交流協会 台北事務所 事務所長

柯 隆 東京財団政策研究所 主席研究員

松本 はる香 日本貿易振興機構(ジェトロ)アジア経済研究所 地域研究センター 東アジア研究グループ長(講師 兼 司会)


プロフィール

松田 康博

松田 康博(まつだ やすひろ)
東京大学 教授

1965年生まれ。北海道出身。1988年麗澤大学外国語学部中国語学科卒。1992-2008年防衛庁(省)防衛研究所で助手・主任研究官。2008年東京大学東洋文化研究所准教授を経て2011年より現職。専攻はアジア政治外交史、東アジア国際政治研究、中国および台湾の政治・対外関係・安全保障、中台関係論、日本の外交・安全保障政策。著作に『日台関係史―1945-2020―〔増補版〕』(東京大学出版会、2020年、共著)など多数。

泉 裕泰

泉 裕泰(いずみ ひろやす)
前日本台湾交流協会 台北事務所 事務所長

1981年に外務省入省後、4回にわたる北京の在中国日本大使館勤務やアジア大洋州局中国課長、在上海日本総領事、在米国日本国大使館特命全権公使、駐バングラデシュ特命全権大使等を歴任した、外務省を代表する「中国通」の一人。2019年10月からは正式な外交関係のない台湾に対する日本の窓口機関である日本台湾交流協会台北事務所代表として4年に渡り駐在。コロナ禍などに揺れる中台関係をつぶさにウォッチしつつ、日本と台湾の関係強化に尽力した。東京大学法学部卒、66歳。

柯 隆

柯 隆(か りゅう)
東京財団政策研究所 主席研究員

1963年、中華人民共和国・江蘇省南京市生まれ。88年来日、愛知大学法経学部入学。92年同大卒業。94年名古屋大学大学院修士課程修了(経済学修士号取得)。長銀総合研究所国際調査部研究員、富士通総研経済研究所主任研究員、同主席研究員を経て、2018年より現職。静岡県立大学グローバル地域センター特任教授、多摩大学大学院客員教授。主な著書に『中国「強国復権」の条件』(慶応大学出版会、第13回樫山純三賞受賞)、『ネオ・チャイナリスク研究』(慶応大学出版会)。

松本 はる香

松本 はる香(まつもと はるか)
日本貿易振興機構(ジェトロ)アジア経済研究所 地域研究センター 東アジア研究グループ長

東京女子大学卒。東京外国語大学大学院修了。ジョージタウン大学大学院留学を経て、2003~05年日本国際問題研究所研究員。2005年よりアジア経済研究所研究員。その間、2010~11年台湾中央研究院欧美研究所、2011~12年北京大学国際関係学院の客員研究員を務める。専門は中国外交、米中関係、台湾をめぐる国際関係。主著に編著『〈米中新冷戦〉と中国外交――北東アジアのパワーポリティクス』(白水社、2020年)他。

日経フォーラム 第28回「アジアの未来」
定例セミナー 第2回
どうなる中国--失速する経済と米中対立、日本企業の進むべき道は

中国経済の先行き不透明感が急速に強まっています。これまでの超高速成長を支えてきた人口増が減少に転じたタイミングで、地方政府や不動産会社の過剰債務問題が浮上、バブル化した市況の軟着陸が習近平政権の経済運営にとって大きな難題となっています。党・政府はDX(デジタル・トランスフォーメーション)などを通じた生産性向上で難局を乗り切ろうとしていますが、米中対立を背景にした西側の対中半導体規制が中国のイノベーションに与える影響も懸念されています。少子高齢化など新たな重荷を背負った中国経済はどこへ向かうのか。米中のはざまで事業の選択を迫られつつある日本企業は今後、中国市場をどうとらえ、どう備えるべきか。現地事情を熟知した経済・政治の中国人専門家が肌感覚の知見を踏まえて議論します。

日時
2023年10月17日(火) 16:00~19:15(日本時間)
16:00~17:45 セミナー・質疑応答
18:00~19:15 ネットワーキング(終了時間は予定)
※中国にちなんだ軽食、お飲み物などご用意しております。
※受付開始15:30(予定)
定員
30名
※定員になり次第締め切りとさせていただきます。
受講料
5,000円(税込)
※2023年5月開催の「第28回アジアの未来」来場パスご購入者は無料です。詳しくは事務局からのメールをご参照ください。
会場
SPACE NIO
〒100-8066 東京都千代田区大手町1-3-7
日本経済新聞社 東京本社ビル 2階
https://www.nikkei.co.jp/nikkeiinfo/nio/
※本セミナーはZoom等のオンライン動画配信はありません。
言語
日本語
登壇者

朱 建栄 東洋学園大学 客員教授

関 志雄 野村資本市場研究所 シニアフェロー

金 堅敏 富士通 グローバルマーケティング本部 チーフデジタルエコノミスト

呉 暁林 法政大学 理工学部 教授(講師 兼 司会)


協力:日本華人教授会議
日本または中国で教職や研究に従事する中国にゆかりのある教授と研究者による学術ネットワーク。
日中間の学術交流、文化交流事業の推進を目的とする。

プロフィール

朱 建栄

朱 建栄
東洋学園大学 客員教授

1957年中国・上海生まれ。1982年華東師範大学(上海市)外国語学部卒、1984年上海国際問題研究所付属大学院法学修士号、1992年学習院大学政治学博士号。1986年来日、1992年東洋女子短期大学助教授、1996年東洋学園大学教授、2023年4月客員教授。専門は中国現代史、東アジア地域研究。

関 志雄

関 志雄
野村資本市場研究所 シニアフェロー

1957年香港生まれ。1979年香港中文大学卒、1986年東京大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学、1996年東京大学経済学博士。香港上海銀行、野村総合研究所、経済産業研究所を経て、2004年4月より現職。専門は中国経済。著書に『共存共栄の日中経済』、『中国経済革命最終章』、『中国を動かす経済学者たち』、『チャイナ・アズ・ナンバーワン』『中国 二つの罠』『中国「新常態」の経済』、『未完の人民元改革』など、多数。

金 堅敏

金 堅敏
富士通 グローバルマーケティング本部 チーフデジタルエコノミスト

中国杭州市生まれ、1982年7月中国浙江大学工学部卒。1997年3月日本横浜国立大学社会科学研究科博士課程修了、国際経済法博士号取得。
1985年9月~1991年12月中国科学技術委員会職員。1998年1月~2020年3月富士通総研 経済研究所主席研究員 マクロ経済/産業政策、イノベーション研究。2020年4月~現在 富士通グローバルマーケティング本部 リサーチ&インサイト活動。

呉 暁林

呉 暁林
法政大学 理工学部 教授

1961年中国貴陽生まれ、1982年遼寧大学(瀋陽)外国語学部日本語学科卒業、1988年中国社会科学院大学院(北京)修士課程修了。中国投資銀行勤務を経て日本留学。2000年東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。専門領域は中国経済と産業、ECサイトを活用するマーケティング·リサーチと企業研究。著書は「毛沢東時代の工業化戦略-三線建設の政治経済学」(2001年)、「中国のセメント産業-産業組織と構造変化」(2010)など。

日経フォーラム 第28回「アジアの未来」
定例セミナー 第1回
グローバルサウスの盟主目指すインド、その外交戦略と経済政策

コロナ禍から立ち直ったインドは再び高成長軌道を走り始めました。来春の総選挙で3期目を目指すモディ政権の究極目標はグローバルサウスの盟主、そして大国への仲間入りと言われています。対外的には軍事や半導体で米国に急接近する一方、ロシアとも緊密な関係を維持、中国とも渡り合うなど、インドはまさに「全方位外交」を推し進めています。本セミナーでは9月上旬に予定しているG20サミットの結果も踏まえ、専門家とともにインドの外交戦略と経済政策を予測・解説します。

日時
2023年9月20日(水) 17:00~19:30(日本時間)
※受付開始16:30
セミナー・質疑応答・ネットワーキング(終了時間は予定)
定員
50名
※定員になり次第締め切りとさせていただきます。
受講料
5,000円(税込)
※2023年5月開催の「第28回アジアの未来」来場パスご購入者は無料です。詳しくは事務局からのメールをご参照ください。
会場
SPACE NIO
〒100-8066 東京都千代田区大手町1-3-7
日本経済新聞社 東京本社ビル 2階
https://www.nikkei.co.jp/nikkeiinfo/nio/
※本セミナーはZoom等のオンライン動画配信はありません。
言語
日本語のみ
登壇者

竹中 千春 立教大学元教授

西濵 徹 第一生命経済研究所主席エコノミスト

山田 剛 日本経済新聞シニアライター 兼 日本経済研究センター主任研究員<モデレーター>

プロフィール

竹中 千春

竹中 千春(たけなか ちはる)
立教大学元教授

国際政治・南アジア研究・現代インド研究。1979年東京大学法学部卒。明治学院大学教授を経て立教大学教授。公益財団法人国際文化会館評議員、公益財団法人日印協会理事、一般財団法人NHK財団理事。アジア政経学会理事長(2013-15年)、日本平和学会会長(2020年-21年)。主著に、『盗賊のインド史――帝国・国家・無法者』(2010)、『ガンディー 平和を紡ぐ人』(2018)

西濵 徹

西濵 徹(にしはま とおる)
第一生命経済研究所 経済調査部 主席エコノミスト

  • 2001年3月

    一橋大学経済学部卒

  • 2001年4月

    国際協力銀行(JBIC)入行
    ODA部門(現、国際協力機構=JICA)の予算折衝や資金管理、アジア(東アジア・東南アジア・南アジア・中央アジア)向け円借款の案件形成・審査・監理、アジア・東欧・アフリカ地域のソブリンリスク審査業務を担当

  • 2008年1月

    第一生命経済研究所入社

  • 2011年4月

    主任エコノミスト

  • 2015年4月〜

    現職

担当はアジア、中東、アフリカ、ロシア、中南米など新興国のマクロ経済・政治分析。著書に「ASEANは日本経済をどう変えるのか」(NHK出版新書、2014年)、「コロナ禍と世界経済」(金融財政事情研究会、2021年)

「アジアの未来」見どころ解説セミナー日経記者が激論・アジア最前線

「アジアの未来」に先立ち、会議の見どころを現地駐在の日本経済新聞記者が解説するセミナーを開催します。会議に登壇を予定するアジア各国の首脳・閣僚の人となりや、発言の注目点、最新の政治・経済情勢を分かりやすく解説します。
「アジアの未来」お申込みの有無にかかわらず受講無料です。アジアに関心をお持ちの方はぜひご視聴ください。

※Zoomによるオンラインセミナー。この回のみ受講料無料、事前登録制
※日経フォーラム 第28回「アジアの未来」に参加申込済みの方は追加申込不要です。視聴方法は4月26日(水)までにメールにてご案内いたします。
※通訳はありません。

日時
2023年4月27日(木) 17:00~18:00(予定、日本時間)
費用
無料
登壇者

藤原 豊秋 日本経済新聞社 アジア編集総局長<モデレーター>

佐藤 史佳 日本経済新聞社 シンガポール支局長 兼 クアラルンプール支局長

岩城 聡 日本経済新聞社 ニューデリー支局長

井上 航介 日本経済新聞社 バンコク支局

新田 祐司 日本経済新聞社 ハノイ支局長

高橋 香織 グローバルイベントユニット シニアプロデューサー<進行>

昨年度の定例セミナー

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