クレイグ・フォス
ニュージーランド商務相兼放送相
2005年にトゥキトゥキ選挙区から議員初当選。2008年に再選、2011年に9660票の過半数票を得て再々選を果たす。
2011年に閣外大臣として、民間防衛大臣、高齢者担当大臣、競馬大臣担当大臣、地方自治体次席大臣、商務次席大臣に任命される。
同年の総選挙後に、商務大臣、放送大臣、教育次席大臣、事故補償次席大臣に就任。
大臣就任以前は、議会の財政・歳出委員会の委員長を務めた。また、排出量取引制度検討委員会の副委員長、一次生産委員会および議会監察・監査官委員会の委員としても活動。
ロワーハット市に生まれ、教育を受ける。ナエナエ高校3年時にAFS交換留学生に選ばれ米オハイオ州で学ぶ。ビクトリア大学で経営管理の学士号を取得。
1985年にニュージーランド銀行トレジャリー部門に就職。また、1990年に同行シンガポール支店トレジャリー室の管理職を半年間務めた。同行の行員時代は、ほとんどの金融商品を扱い、1991年には長期金利債券チーフディーラーへと昇進を果たした。当時のニュージーランド金融市場はかつてないほどの厳しい状況にあった。
1993年に、ロンドンのクレディ・スイス・ファイナンシャル・プロダクツ銀行に転籍。多数のヨーロッパ市場の金融リスクに対応したのち、1996年にヨーロッパ・トレーディング・ディレクターに就任。1998年には同行東京オフィスに駐在し、日本・太平洋地域を統括する金利スワップ部門のマネージャーを務めた。
1993年にクリスタル夫人と結婚し、2人の娘がいる。現在、ハブロックノース地方とワイマラマの小さな農場を行き来する生活を送っている。