タウン・トゥン
ミャンマー国家安全保障顧問
1972年、ミャンマー外務省に入省。2005年から08年まで駐フィリピン大使、2008年から10年まで駐ベルギー・オランダ・欧州連合(EU)大使を歴任。外交官としての主な赴任地はベルン、ブリュッセル、ジュネーブ、マニラ、ニューヨーク、ワシントン。2010年に退省。
外務省では政務局長の要職に就き、2001年から05年まで東南アジア諸国連合(ASEAN)高級実務者会合(SOM)のミャンマー代表団長。また国家環境問題委員会委員長とミャンマー戦略的国際問題研究機関(MISIS)長官を務めた。
ラングーン芸術科学大学(現ヤンゴン大学)で理学士号を取得。ラングーン外国語研究所でフランス語課程を修了。1984年から85年までフルブライト奨学生としてジョンズ・ホプキンス大学高等国際問題研究大学院(SAIS、ワシントン)に留学し、国際公共政策学の修士号を取得。
2010年から13年まで東南アジア研究所(シンガポール)上席研究フェロー。
2015年からシェル・ミャンマー・エナジー社で政府関係顧問を務めた後、2017年1月にミャンマー国家安全保障顧問に任命された。