ジョアキン・レビ
世界銀行グループ 最高財務責任者
ジョアキン・レビ世界銀行専務理事・世界銀行グループ最高財務責任者は、革新的な金融商品・サービスの開発、財務報告の監督、資金動員を含む、世界銀行グループの資金及びリスク管理戦略を統括。また、金融安定化理事会(FSB)への参加を通じ、金融に関する基準やベスト・プラクティスに関する国際的な対話に貢献。
2016年2月の世界銀行入行前は、ブラジル財務大臣として、大統領や政府とともに世界第五位の経済大国の改革に邁進。
2010年から2014年、ブラジル第二の民間金融機関グループであるブラデスコ銀行傘下のブラデスコ・アセットマネジメントのCEOとして、1,300億ドルのポートフォーリオを取り扱う。
2007年、リオデジャネイロの財務長官に任命。財務管理に関する組織改革に成功し、同州によるスタンダード&プアーズの投資格付け獲得に寄与。
その他、米州開発銀行の上級副総裁(財務及び組織運営担当)(2006年~)、ブラジル国庫局長官(2003年~)、ブラジル計画予算管理省チーフエコノミスト(2001年~)、ブラジル財務省経済政策担当副長官(2000年~)といったポストを歴任。1999~2000年に客員エコノミストとして欧州中央銀行において活躍する以前は、IMFにおいていくつかの部局で勤務。
ブラジル国立経済社会開発銀行の理事会メンバーの任務経験も有す。
シカゴ大学経済学博士号(1992年)、ジェトゥリオ・ヴァルガス財団経済学修士号(1987年)取得。リオデジャネイロ連邦大学造船技師・船舶工学部卒。