プリディヤトーン・テワクン

タイの著名な経済学者。タイ中央銀行総裁、財務相などを歴任した。
1971年から1990年にかけタイ農民銀行（現・カシコン銀行）で実績を積み、取締役、上級執行副社長を務めた。
その後、三つの内閣で首相報道官、副商業相を務めた。政界でキャリアを積んだ後、タイ輸出入銀行設立に尽力し初代総裁に任命された。2001年からタイ中銀総裁。2006年に副首相兼財務相に就任した。
2007年、副首相兼財務相を退任したが、大胆な経済政策を推進してきた手腕が評価され、現政権で経済担当副首相に任命された。
タマサート大学を卒業後、ペンシルベニア大学経営大学院（ウォートンスクール）で経営学修士（MBA）を取得した。タイの複数の大学から名誉学位を授与されている。