アジア開発銀行総裁
1944年10月25日生、65歳
■学歴
東京大学法学部卒業 (1967年)
オックスフォード大学経済学修士 (1971年)
40年近くにわたり大蔵省(現財務省)に在籍。財務官時代には同省を代表して数多くの国際会議に出席。また国際金融局長や財務官時代に、1997-1998年のアジア金融危機による痛手を受けたアジア経済を支援する総額300億ドルの「新宮沢構想」を取りまとめたほか、日本とアジア各国との外貨相互融通のネットワークである「チェンマイ・イニシアチブ」創設に貢献した。
その後、小泉政権下の内閣官房参与などを経て、2005年2月から現職。2006年11月に再選された(任期は5年)。
■職歴 | |
---|---|
1967年 | 大蔵省入省 |
1989年 - 1992年 | 同 主税局課長(国際租税課長など) |
1992年 - 1993年 | 同 大臣官房参事官(副財務官) |
1993年 - 1994年 | 同 国税庁大阪国税局長 |
1994年 - 1995年 | 同 国際金融局審議官 |
1995年 - 1996年 | 同 国際金融局次長 |
1996年 - 1997年 | 同 財政金融研究所長 |
1997年 - 1999年 | 同 国際金融局長(組織改革で国際局長) |
1999年 - 2003年 | 財務官 |
2003年3月 - 2005年1月 | 内閣官房参与 |
2003年7月 - 2005年1月 | 一橋大学大学院経済学研究科教授 |
2005年2月 - 現在 | アジア開発銀行総裁 |